楽天とYahoo!のAPIで、ポケカの販売価格を表示できるようにした【96NEKO LAB開発記録 #15】
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はじめに
前回決めた方針に沿って、ツールを「ポケカ価格チェック」として作り直しました。
- カードごとのページを作り、買取価格・販売価格・ショップやフリマへのリンクをまとめる
- 検索は、全角と半角、ひらがなとカタカナの違いを気にせず使えるようにする
- 何もしないカメラ機能は、いったん外す
今回は、販売価格を表示するために必要だった、楽天とYahoo!の登録の話です。
ツールはポケカ価格チェックから使えます。
登録は自分で、キーはAIに見せない
APIを使うには、楽天とYahoo!それぞれで開発者として登録し、キー(APIを使うための合言葉のような値)を発行してもらう必要があります。
最初は「サイトの設定にキーを入れるところまで、自動でやってもらえない?」と聞いたのですが、
キーのような秘密の値は、AIが預かったり入力したりしない決まりになっている、とのことでした。会話の記録にキーが残らないようにする意味もあります。
そこで、手順だけ詳しく教えてもらい、登録とキーの入力は自分で行いました。
Yahoo!と楽天で開発者登録をして、キーを発行する
↓
自分のパソコンのターミナルで、サイトの設定(Vercel)にキーを入れる
↓
AIは「キーの名前がそろっているか」だけを確認して、本番に反映するYahoo!は、もともと持っていたIDをこのサイト専用に整えて使いました。表示名や連絡用のメールアドレスを変え、ログインの安全対策も設定しています。
楽天の登録で「無効なドメイン」
楽天の登録画面には、「許可されたWebサイト」という欄がありました。ここに書いたサイトからの問い合わせしか、楽天は受け付けない仕組みです。
本番のサイトと、自分のパソコンで試すための「localhost」の2行を入れたところ、「無効なドメイン」とエラーになりました。localhostは受け付けてもらえないようで、本番のサイトだけにしたら登録できました。
あわせて、価格を取りに行くときに「このサイトからの問い合わせです」と伝える情報を付けるよう、プログラムも直してもらいました。
価格が出た。そして調整
キーを入れて本番に反映すると、カードのページに販売価格が並ぶようになりました。楽天の商品リンクは、自動でアフィリエイトのリンクになっています。
ただ、見てみると気になるところもありました。
- 同じお店の同じ出品が、何度も並ぶ
- 安い出品には、「やや傷や汚れあり」のような状態の良くないものが多い
- 楽天は、見つかる出品が4〜5件と少ない
同じ出品は1件にまとめ、状態の良くない出品には「傷あり」の目印を付けるようにしました。楽天の件数は、取り方を変えても増えなかったので、もともと出品が少ないようです。
「傷や汚れなし」まで傷あり扱いに
目印を付けたあと、本番で確かめると、「目立った傷や汚れなし」という商品にまで「傷あり」が付いていました。「傷」という文字だけに反応していたのが原因です。
「傷なし」「汚れなし」のような打ち消しの言葉を先に取り除いてから判定するように直し、実際の商品名を使っていくつか試して、正しく判定されることを確認しました。
ショップへのお願いは、ドメインを取ってから
買取価格を載せるため、ショップへのお願いの文面と送り先も用意してもらいました。ただ、
「ショップへのお願いは、独自ドメインを取ってからのほうが良さそうなので、いったん保留で」
ということにしました。仮のアドレスのままより、独自ドメインがあるほうが信頼してもらいやすいと考えたためです。
やってみて感じたこと
登録画面のスクリーンショットを送ると、欄ごとに何を入れればよいかを教えてもらえたので、初めての登録でも迷わずに進められました。
一方で、文字だけで判定する仕組みは、思わぬところで間違えます。本番の実際のデータで確かめることの大切さを、改めて感じました。
次は、いよいよ独自ドメインを取る予定です。